自宅のベランダやマンションのバルコニーでガーデニングを楽しみたい人はたくさんいると思います。
庭に花壇を作って花の種を巻いて育てて、というちょっと手間のかかるものじゃなくて、気軽にガーデニングを楽しみたいけど、どうやって始めたらいいかよくわからない初心者もたくさんいるはずです。
自分も初心者でしたが、簡単にガーデニングをベランダでできないかと始めたやり方について紹介します。
家庭菜園で使ったプランターをガーデニングで応用してみた
ベランダガーデニングで使ったのは小さなプランター4つですが、ガーデニングをする前にベランダで家庭菜園をしていました。
と言ってもこれも初体験で自分で育てた野菜が食卓で食べれたらいいな、という軽い思いつきで始めたものです。
ホームセンターで野菜の種、小さなプランター、培養土、スコップ、肥料を購入しました。
ちなみに、プランターは横長のポリエステル系ものと円形のものですが、円形のものはフェルト生地の折りたためるプランターで、軽くて柔いし触り心地がいいんです。
フェルト生地のプランターは扱いやすくていいです。
もし時期が来て使い終わったら折りたたんで保管できるので、軽量で場所を取らないものです。
植え替え作業は30分もかからなかったので楽ちんです。
小さなプランターにしたのは、庭が小さくてベランダで育てたかったからと、もし失敗してもすぐにサクッとやめて片すことができるものにしたかったからです。
葉物野菜は小松菜、レタス、ニラ、パセリで上に伸びて葉を食べる野菜とハーブ(バジル)を種から育てたものですが、
毎日水やりして発育したのが、小松菜とバジルで他の野菜はうまく伸びませんでした。
プランターが小さすぎたのか野菜の相性があるのかわかりませんが、葉が伸びてはちぎって食材にしました。
バジルはよく葉が成長したので毎回食べていました。
冬場になると成長も徐々に鈍ってきたので、ごっそり根を抜いて土だけにして肥料を混ぜて、土に栄養が広がるように数日寝かせました。
特に培養土を追加することもなく花用に使いました。
花は明るい色の長持ちする手間のかからないもの選ぶ
花もホームセンターの園芸コーナーで冬場でも咲くポピュラーな花をいくつか選びました。
というか、その時期に販売していた花なので季節に合わせた花だと思いまずは手頃なのを購入してみた。
選んだ花は4種類の苗で、アリッサム、ジュリアン、スミレの2種を4個ずつです。
苗の状態で購入してきて、苗のポットから外し根のはった土を少し崩して、プランターに移し替えました。
その際に、苗の根のついた土のボリューム分、プランターの土を小さなスコップで取り除きしました。
花に土がかからないように、プランターに花を入れる土のボリューム分、穴を掘っておいて、その中に丁寧に植え返します。
1プランターに花を4ポット分植えて、花が満たされたら、ゆっくり土を手で固めてから最後に水やりをしました。
主に作業はこれだけでしたが、花を入れたプランターをベランダのコンクリ台の上の日の当たる場所に置いて、2週間ほど毎日水やりをしては毎日鑑賞してました。
リビングの窓からベランダの花が見えるので、寒い冬でも鮮やかな花が鑑賞できると気分が明るくなります。
室内で花瓶に花を飾るとはまた違う、ガーデニングをしてる気分に浸れてなかなかいいものです。
冬の寒波で花が痛んだので寒い夜は家に避難させて乗り越えた
ただ冬場の冷え込みの寒波で、外気温が氷点下まで落ち込んだ日が続いて、その寒波の1日目で
スミレの花びらがヘナヘナと弱ったりジュリアンの花びらが痛んだりしているのに気づき、翌日から夜は玄関の中に避難させました。
氷点下になると花によっては花びらが弱りますね。
同じスミレの花が駅前の植栽でも同様に弱っているのをみて、早く気づいて避難させとけばよかったと反省。
翌日の日中はまたベランダに出して日の当たる場所に置いて、また夕方を過ぎると玄関に入れ氷点下の気温から
避難させてを繰り返して、 元の状態に戻り復活して元気に咲いています。
スミレは回復しましたが、ジュリアンの花びらは痛んだままなのでこれはちょっと可愛そうかなと。
それでもリビングのカーテンを開けると、窓の向こうに鮮やかな色の花が見えるので、毎日観察しながら水やりして、花の成長する姿を見ては楽しんでます。
ベランダならプチなガーデニングで出来るところから気軽に始めてみる
ホームセンターの園芸コーナには季節ごとにさまざまな花があって、値段もお手頃なので初心者でもベランダで、小さめのプランターでプチなガーデニングをすることができます。
室内では花瓶に飾ったり、小さな鉢に入れて鑑賞したりする楽しみ方がありますが、外だと小さめのプランターがあればベランダでガーデニング気分で楽しめます。
季節に合わせた花を選んだり、長く咲き続ける花を選んだりして手入れをしてあげれば、徐々に意識も花の生育の時間に合わせてゆっくりした時間を感じ取ることができたります。
ベランダならガーデニングなら気軽に始められるので初めての方でもおすすめです。